ある国では「モノが捨てられない人々」をホーダーズと呼び社会問題になっているそうです。過度な「ゴミ屋敷」「汚部屋」は忌み嫌われれますが、誰しも昔の思い出のモノが捨てられず引き出しに何年も眠っていたり、推しのモノを棚いっぱいに集めたりしているのでは?と思うのです。「モノが捨てられない人々」は見方を変えると思い出の品を大事にしたり、好きな物を集めて幸せを感じたりする行為。人間にとってロマンチックでセンチメンタルな感情であり、またそれが出来る環境にある事自体が幸せな事だと思うのです。この物語では「懐かしいモノ」「流行ったモノ」「レトロなモノ」などをモチーフにし、クスッと共感してもらえるキャラクター作りをしています。